学校ブログ
創立150周年並びに閉校記念事業 原田良一シェフの食育授業
12月6日(火)、創立150周年並びに閉校記念事業の一環として、同実行委員会事業部が主催する「原田良一シェフの食育授業」が行われました。原田シェフは、言わずと知れた、千厩町の「レストランあさひや」のオーナーシェフです。閉校を迎える本校児童の思い出になればと、今回の事業を引き受けてくださいました。食育授業は前半の「味覚の教室」と後半の「デザートプレート・スープづくり」で行われました。「味覚の教室」では、五味五感について学びました。後半は5・6年生児童が原田シェフの指導を受けながらリンゴとサツマイモを使ったクレープとプリンのデザートプレート、そしてポトフを作りました。サツマイモは学校の畑で収穫したもの、その他の食材は保護者の皆様に提供いただいたものです。また、スープに使う羊肉を、下大桑ヒツジ飼育者の会・桂田勝浩さんに提供していただきました。その後は会食。シェフとともに作った繊細な味の料理に舌鼓を打ち、みんなでおいしいものを食べる喜びを確かめ合いました。何年たっても、この味の思い出は忘れません。原田シェフ、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
磐井川発電所見学
11月30日(水)、「2022東北電力エネルギーチャレンジ校」の取り組みの一環で、4~6年生が一関市厳美町にある磐井川発電所を見学し、水力発電の仕組みを学びました。この施設で、数千世帯の電力を賄っていることを知り驚くとともに、貯めておけない電気は、大事に使わなければならないという意識を以前よりも強くもったようでした。各家庭において、節電という形で当日の学びを実生活につなげてほしいと思います。
租税教室
11月29日(火)の5校時、一関地区法人会の皆さんをお招きして、6年生を対象に「租税教室」行いました。DVDを視聴しながら、どのように税金が使われているかを教えていただくともに、世の中にはどのような種類の税金があるかを学びました。当日は一億円のレプリカを持ってきていただき、一人一人が抱え、その重さを体感させていただきました。今回の学習内容を忘れず、将来は立派な納税者になってほしいです。
赤い羽根共同募金を贈呈
11月29日(火)の児童朝会の際に、同月1日・2日の二日間に行った募金活動で集まった赤い羽根共同募金を、一関市社会福祉協議会藤沢支部の方におわたししました。集まった金額は10,348円でした。当日は、同会の支部長・佐川勝弘様にお越しいただき、計画委員会より募金の入れ物を手渡しました。ずっしり重い募金箱を手に、佐川支部長からは「社会福祉協議会は、障がいのある方や一人暮らしのお年寄りなど、支援が必要な方が安心して暮らせるように仕事をしています。人を思いやり支え合う活動に、この募金を活用します。」とご挨拶いただきました。一人一人の真心が、支援が必要な方々につながるのはこの上ない喜びです。子供たちとともに、ご理解ご協力いただきましたご家庭の皆様、ありがとうございました。
1・2・3年 歯みがき教室
11月28日(月)の5校時、千葉歯科医院より歯科衛生士の時田文枝さんをお招きし、1・2・3年生を対象に歯みがき教室を行いました。時田さんには、絵や巨大な模型などを使いながら歯を上手に磨くこつを教えていただきました。その後に歯の染め出しを行い、どんなところが汚れやすいかを確認しながら、自分たちで実際に歯を磨く練習を行いました。子供たちはしっかり磨けばきれいになることを実感しながら、同時に、だ液の大切さや歯周病の怖さなども学びました。千葉歯科医院さんには、本校の歯の健康に関わり長くご指導いただきました。本当にありがとうございました。子供たちは、これからも、自分の歯を大事にしていくことでしょう。
一日警察署長 出動
11月28日(月)、6年計画委員長児童が、一日警察署長を拝命し、「冬の交通事故防止県民運動」広報と「高齢者在宅ふれあい訪問活動」を行いました。一日警察署長は、閉校を迎える本校の、これまでの交通安全活動に対し、労をねぎらう意味でお声掛けいただいたものです。当日は校長室で千厩警察署長古里様より委嘱状をいただき、その後多目的ホールで出発式を行いました。出発式には各地区長さんや交通安全母の会の皆様にもご出席いただき、一日警察署長訓示の後、児童より、地域高齢者の安全を呼びかけるお手紙をお渡ししました。出動した一日警察署長は、しっかり地域へ安心・安全なくらしの呼びかけを行いました。凛々しい姿に、あっぱれ!
ふるさと交流会
11月24日(木)の3・4校時に、「ふるさと交流会」を行いました。この会を催すのは2年ぶりです。地域の老人クラブの皆さんや祖父母の方々に講師になっていただき、1・2年生は「昔遊び」、3年生は「突鉄砲作り」、4・5・6年生は「しめ縄作りを」学びました。各学年の内容はそれぞれ違いましたが、初めて経験する児童が多く、興味関心を強くもって参加しました。コロナ禍の影響で、なかなか地域の方々との交流を図ることができませんでしたが、この日は久々に児童の様子を地域の方々に見ていただくことができました。いろいろなことを学ぶ貴重な機会となりました。地域の皆様、本当にありがとうございました。
音楽鑑賞教室
11月21日(火)の午後、バイオリン・ピアノデュオ「セキレイ」(バイオリン:伊禮しおりさん、ピアノ:関和歌子さん)のお二人をお招きし、音楽鑑賞教室(文化庁・文化芸術による子供育成総合事業)を行いました。「シンコペーション」など、誰もが聞いたことのある軽快な曲から始まり、抒情溢れる曲や教科書で紹介されている曲などたくさんの曲を演奏していただきました。合間にお二人の自己紹介やセルフ質問コーナーなどが入り、会場はけだしリサイタルのような雰囲気に。ジブリメドレーや人気アニメの曲で盛り上がり、最後は校歌の演奏に合わせて斉唱して締めくくりました。一度終了した後に、全員がバイオリンを体験するおまけもあり、とっても優雅な時間を過ごしました。
雑巾がけレース開催
11月17日(木)の昼休み、健康委員会が主催する「雑巾がけレース」を行いました。同レースは毎年この時期に行われ、子供たちも楽しみにしているイベントです。競技は文字通り雑巾がけスタイル。雑巾をバトン替わりにして、12人一組の縦割りチームによるリレー形式で競います。レースは2回行い、合計タイムが少ないチームが優勝です。走順を工夫するなど各チームが様々な作戦を駆使して臨んだ本番は、開始直後から全チームエンジン全開、闘志を前面に押し出す白熱した戦いが展開されました。勝負事ですから順位はつきましたが、勝って驕らず負けて腐らず、互いにたたえ合いさわやかにレースを終えました。また、リンゴが参加賞になるなど、今年はおまけつきでした。
駒形克己氏を招いての絵本づくりワークショップ
11月16日(水)、駒形克己先生をお招きし、全校児童を対象に絵本づくりのワークショップを行いました。駒形先生は国際的に活躍する造本作家/デザイナーです。現在一関市にお住まいになっている縁で、今年度で閉校を迎える本校で、記念となる絵本づくりのワークショップを開催してくださいました。ワークショップでは参加者が一人1ページを作成し、それらをまとめて一冊の本に仕上げます。参加者(児童以外にも教員・参観の保護者も参加)は、9色の色紙を使い、駒形先生から出された、たった二つの条件に気を付けながらページを作成していきます。創造意欲を掻き立てる内容で、皆、制作に没頭しました。楽しみながら作成したページは、最後に駒形先生の手で全員分が紹介されました。紹介されるたびに、それぞれの発想の面白さに歓声が上がりました。一冊にまとめられた本は、後ほど藤沢図書館に収納していただく予定です。他の人のよさを認めながら、自由な考え方を働かせ、楽しみながら活動できたすばらしい時間でした。駒形克己先生に心よりお礼を申し上げます。