2022年11月の記事一覧

ふるさと交流会

 11月24日(木)の3・4校時に、「ふるさと交流会」を行いました。この会を催すのは2年ぶりです。地域の老人クラブの皆さんや祖父母の方々に講師になっていただき、1・2年生は「昔遊び」、3年生は「突鉄砲作り」、4・5・6年生は「しめ縄作りを」学びました。各学年の内容はそれぞれ違いましたが、初めて経験する児童が多く、興味関心を強くもって参加しました。コロナ禍の影響で、なかなか地域の方々との交流を図ることができませんでしたが、この日は久々に児童の様子を地域の方々に見ていただくことができました。いろいろなことを学ぶ貴重な機会となりました。地域の皆様、本当にありがとうございました。

  

  

音楽鑑賞教室

 11月21日(火)の午後、バイオリン・ピアノデュオ「セキレイ」(バイオリン:伊禮しおりさん、ピアノ:関和歌子さん)のお二人をお招きし、音楽鑑賞教室(文化庁・文化芸術による子供育成総合事業)を行いました。「シンコペーション」など、誰もが聞いたことのある軽快な曲から始まり、抒情溢れる曲や教科書で紹介されている曲などたくさんの曲を演奏していただきました。合間にお二人の自己紹介やセルフ質問コーナーなどが入り、会場はけだしリサイタルのような雰囲気に。ジブリメドレーや人気アニメの曲で盛り上がり、最後は校歌の演奏に合わせて斉唱して締めくくりました。一度終了した後に、全員がバイオリンを体験するおまけもあり、とっても優雅な時間を過ごしました。

  

  

雑巾がけレース開催

 11月17日(木)の昼休み、健康委員会が主催する「雑巾がけレース」を行いました。同レースは毎年この時期に行われ、子供たちも楽しみにしているイベントです。競技は文字通り雑巾がけスタイル。雑巾をバトン替わりにして、12人一組の縦割りチームによるリレー形式で競います。レースは2回行い、合計タイムが少ないチームが優勝です。走順を工夫するなど各チームが様々な作戦を駆使して臨んだ本番は、開始直後から全チームエンジン全開、闘志を前面に押し出す白熱した戦いが展開されました。勝負事ですから順位はつきましたが、勝って驕らず負けて腐らず、互いにたたえ合いさわやかにレースを終えました。また、リンゴが参加賞になるなど、今年はおまけつきでした。

  

  

駒形克己氏を招いての絵本づくりワークショップ

 11月16日(水)、駒形克己先生をお招きし、全校児童を対象に絵本づくりのワークショップを行いました。駒形先生は国際的に活躍する造本作家/デザイナーです。現在一関市にお住まいになっている縁で、今年度で閉校を迎える本校で、記念となる絵本づくりのワークショップを開催してくださいました。ワークショップでは参加者が一人1ページを作成し、それらをまとめて一冊の本に仕上げます。参加者(児童以外にも教員・参観の保護者も参加)は、9色の色紙を使い、駒形先生から出された、たった二つの条件に気を付けながらページを作成していきます。創造意欲を掻き立てる内容で、皆、制作に没頭しました。楽しみながら作成したページは、最後に駒形先生の手で全員分が紹介されました。紹介されるたびに、それぞれの発想の面白さに歓声が上がりました。一冊にまとめられた本は、後ほど藤沢図書館に収納していただく予定です。他の人のよさを認めながら、自由な考え方を働かせ、楽しみながら活動できたすばらしい時間でした。駒形克己先生に心よりお礼を申し上げます。

  

  

脱穀・もみすり作業

 11月15日(金)の5校時、JA平泉藤沢営農経済センターの阿部幸泰さんと、大籠で農業を営む高橋賢志さんにご指導いただきながら、4・5年生がバケツ稲で収穫した米の脱穀・もみすり作業を体験しました。脱穀は割り箸を使って、もみすりはソフトボールとすり鉢を使って行いました。子供たちは意欲的に作業に取り組みましたが、思ったように進まないことを体験し、機械化が進む前の米作りの大変さが想像できたようでした。その後、玄米ともみ殻を分ける作業と精米の様子を見せていただきました。作業は大変でしたが、思っていた以上にお米の収穫量があり、そちらは大いに喜びました。一連の体験が、米作りへの関心につながってくれることを祈ります。