学校ブログ
本日閉校 ありがとう・さようなら・新沼小学校
3月31日(金)、昇降口を施錠後、校舎のカギを返納し、新沼小学校が閉校しました。
施錠前に校舎内の確かめをと思い、各教室の様子を見て回りました。物が運び出されがらんとした教室は言うまでもなく殺風景でしたが、そこには、つい先日まで子供たちが活動していた温もりが感じられました。
本日をもって新沼小学校は閉校いたしますが、150年続いてきた歴史と積み重ねられた思い出は、それぞれの心の中にいつまでも色あせることなく残り続けるに違いありません。
地域に支えられ、多くの方々に愛されてきた、心の学び舎・新沼小学校。万感の思いを込めて、さようなら。そして、ありがとうございました。
もう少し暖かくなると、校舎前の花壇にチューリップの花がきれいに咲くことと思います。どうぞ、機会がございましたら。
春の校庭に児童の声
3月29日(水)の午後、久しぶりに校庭から子供たちの声が聞こえてきました。よく見ると3年生の子供たちと保護者の方でした。保護者の方が、子供たちを外遊びに誘ってくださったようでした。校庭では木を使ったモルックというゲームや野球などをして遊んでいました。春の陽気の中、皆でたっぷり遊び満足した様子でした。やはり校庭には、子供たちの声がよく似合います。間もなく閉じる学校ですが、今後何かの折に、子供たち、そして地域の方々に利用してもらう機会が生まれるとよいと強く感じました。・・・あと2日です。
創立150周年並びに閉校記念事業実行委員会 最終回
3月27日(月)、第7回目の創立150周年並びに閉校記念事業実行委員会を開きました。本日行った会議では、閉校に係るこれまでの事業内容の報告と会計報告等を行いました。一昨年の12月より始動した閉校への取り組みが、本日の会議をもって終了いたしました。歴代PTA会長様を中心に組織された実行委員会の皆様、保護者を含む各部会の皆様、新沼地区自治協議会の皆様、そして学校を応援してくださる地域の皆様、いろいろな方のお力添えのもと多くの事業を進めることができました。本日をもって、完遂できましたことに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
引越しのお手伝い ありがとうございました
3月25日(土)は、いよいよ藤沢小への引っ越しの日でした。朝9時前から多くの保護者の方々にお集まりいただき(藤沢小学校の保護者の方にもお手伝いいただきました)、物運びを手伝っていただきました。体育教材や長テーブル、卓球台に太鼓やミシン、地球儀もあれば人体模型まで。小さい物も大きい物も、軽トラやコンテナを使ってありとあらゆる荷物を運び出していただきました。たくさんの方に来ていただいたので物がどんどん運ばれ、目の前からあっという間になくなってしまったという感覚です。午前中を作業終了の目標としていましたが、わずか1時間ちょっとで作業は完了しました。あまりに早かったので、校舎内の机移動まで手伝っていただきました。これまでずっと、保護者の皆様のこの献身的なご協力に助けられてきました。保護者の方々は、それを当たり前のことのようにお話しされますが、決してそんなことはありません。このお力添えこそが、新沼小150年の歴史の下支えであったのだと、今になってなおさら強く感じております。本当にありがとうございました。藤沢小学校でも、ぜひ、このよき風習をご継続くださいますようお願い申し上げます。
本校最後の日まで、あと6日となりました。
令和4年度 最後の離任式
3月24日(金)、閉校式以来久々に校舎に子供たちの声が響く中、新沼小学校最後の離任式を行いました。本校は3月末の閉校に伴い全職員が異動となるので、13人が揃ってステージに上り転任・退職の挨拶を行いました。職員一人一人の口から、明るい挨拶と笑顔に囲まれ、素直な子供たちと楽しく過ごせた日々の喜びを、全児童、そして、お忙しいにもかかわらず足を運んでくださった保護者の皆様に伝えました。そして、式終了後にサプライズな出来事が。いらしていた保護者様より、PTAの皆様からの贈り物として花束と記念品をいただきました。突然の申し出に職員全員が驚くとともに、皆、大変感激しました。最後までお心遣いを賜り本当にありがとうございました。寂しさと感謝と感激の中、4月より、新たな場所、新たな出会いの中、新たな目標に向かって、互いに頑張ることを誓い合った記念の日となりました。
思いがけない恩返し
3月15日(水)の午前中、先日卒業した6年生とそのお兄さん(お兄さんも卒業生)が来校し、閉校に伴う片付けを手伝ってくれました。校舎内の掲示物の撤去、カーペットが敷いてある部屋の掃除機がけ、黒板消しクリーナーと空気清浄機の洗浄、ベランダの掃除など、約1時間半にわたって手伝ってくれました。最後に何かできることがしたいとの思いから、足を運んでくれたそうです。これが新沼っ子の素敵なところだなあと、あらためて感心しました。思いがけない恩返しに、職員一同、心が温かくなりました。
ありがとう新沼小学校 ~閉校式 お別れのつどい 記念碑除幕式~
3月12日(日)、本校体育館及び校庭において、「一関市立新沼小学校閉校式」「お別れのつどい」「記念碑除幕式」を行いました。
閉校式では、教育委員会告示をはじめ様々ご挨拶をいただく中で、本校の長年にわたる教育実践並びに児童の活躍について称讃いただきました。式の終わりには、児童全員による「お別れの言葉」の呼びかけで、新沼小150年の歴史に別れを告げました。
閉校式後に行われたお別れのつどいでは、「150年の歩み」をスライドショーで紹介し、保護者・地域の方々に支えられ共に歩んできた新沼小の足跡を、会場の皆様と一緒に振り返り思い出を偲びました。本校の運営にご尽力いただいた方々への感謝状贈呈も行いました。
そして、最後に行った記念碑の除幕式では、当日ご参会されなかった旧職員・同窓生・地域の方にもお集まりいただき、大勢の賑わいの中で記念碑を披露し、閉校に係る儀礼を締めくくりました。
この日のために、様々お力添えいただいた皆様、本当にありがとうございました。
閉校が決まってからは、あっという間に時間が過ぎていったように感じます。150年という長い長い歴史の幕を閉じる今、これまで本校に関わっていただいた全ての方に敬意を表しますとともに心より感謝を申し上げます。今日まで新沼小学校を支え愛していただき、本当にありがとうございました。
令和4年度一関市立新沼小学校卒業証書授与式
3月10(金)、本校最後の卒業証書授与式を行いました。式には教育委員会様、PTA三役様をお招きし、保護者様と在校生が参加しました。5名の卒業生は、終始真剣な表情そして凛とした姿勢で式に臨み、小学校生活最後の行事を立派に締めくくりました。卒業生と在校生が巣立ちの言葉を交わす場面では、様々な思いが胸にこみ上げ、涙があふれる様子も…。終始、感謝と互いを思いやる気持ちにあふれ、厳かな中にも温かみのある式になりました。あらためて、卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。中学校でのさらなる飛躍を期待しています。そして12日は、ついに閉校式。本校150年の歴史に幕を下ろします。
令和4年度 修了式
3月9日(木)、本日修了式を行い、令和4年度の学習を終えました。修了式では、1年生から5年生まで全員が背筋の伸びた立派な姿勢で参加し、今年の学びの締めくくりを行いました。年度の初めから、創立150年であること、そして閉校が控えている特別な年であることを強く意識しながら、何事にも一生懸命取り組むよう全員が励んできました。校長からは、全校で今年1年どんなことを頑張ってきたか、各学年がどんな力を付けてきたかを話し、150年を締めくくるにふさわしい頑張りの日々であったことを称えました。いよいよ明日は卒業式。本校最後の卒業生を、心を込めて送ります。
LAST BOOK
3月6日(月)、閉校前に素敵な贈り物が届きました。11月に駒形克己先生(デザイナー・絵本作家)と行った絵本作りワークショップで作成した個々の作品が、一冊の本にまとめられ学校に届きました。題名は「LAST BOOK」。赤い表紙で表表紙に丸い穴が開いており、そこから題名が見えるおしゃれな装丁の一冊です。各学級で自分や友達の作品がどのように綴じられているか、楽しみながら見ています。本校閉校後、この本は藤沢図書館に収めることにしています。どうぞ図書館にて、ご覧いただきたいと思います。明日は修了式、あっという間の3学期、そして令和4年度でした。
スクールバス乗車指導
3月6日(月)の3校時、スクールバスの乗車指導を行いました。これまで本校では全員が徒歩通学をしてきましたが、4月から通う藤沢小学校へはスクールバスを利用する児童が大半を占めます。そこで、統合前にスクールバスの利用の仕方を全体で学ぶ機会を設けました。今回は、各々が利用する停留所の確認やバス利用のルールとマナーについて学習しました。シートベルトの着用や走行中の着座など乗車の約束を確認するとともに、挨拶などのマナーや、待つときや降りた後のルールなども確かめ合いました。今回は初歩的な心得の学習が中心で、自分の席の確認など、バスに乗って実際に練習するのは4月に入ってから行う予定です。安全に利用できるようにするため、ご家庭での確認もよろしくお願いいたします。
ICTサポーター 熊谷先生ありがとうございました
3月2日(木)、ICTサポーターの熊谷先生と今年度最後の授業を行いました。本日は全学年でkahoot!(カフート)というアプリを使い、四択のクイズ形式で出される様々な教科の問題を楽しみました。学習の様子を見ていると、ログインや文字入力をスムーズにできる子が殆どで、違和感なくタブレットを扱っている姿に感心します。授業では、熊谷先生より子供たちへ、進級・進学に向けたメッセージもいただきました。熊谷先生には授業の支援をしていただいただけでなく、教員の研修も行っていただくなど、本校のICT環境推進に大きく力を貸していただきました。本当にありがとうございました。またどこかで、お世話いただく機会があることを願っています。
復興・防災学習
3月1日(水)、東日本大震災が起きた3月11日に先んじて、全校で復興・防災学習を行いました。前半は、スライド資料を使い東日本大震災でどのようなことが起きたのかを振り返るとともに、沿岸においては津波から身を守るために、高い所への避難を躊躇せず行わなければならないことを確認しました。後半は、15年前に発生した岩手・宮城内陸地震を例に挙げ、内陸においても震災に備えなければならないこと、地震が起きたらまず何をしなければならないかを確かめ合いました。最後は、学んだことを知識として身に付けるよう、学級に戻り振り返りを行いました。非常時において、自分の命は自分で守っていくことが基本です。そのためには、これまでの震災の記憶を風化させず、自分たちの備えに結び付けさせていくことが大切と考えます。いつも頭の片隅に、「そなえよつねに」と刻んでいてほしいと願います。
交通安全少年団解団式
2月28日(火)、藤沢地域交通安全対策協議会会長・菅原三千司様をお招きし、新沼小学校交通安全少年団の解団式を行いました。式では、先に表彰いただいた第63回交通安全国民運動中央大会優良学校の表彰状を、全校児童を前に菅原会長様より受贈いたしました。菅原会長様からは、平成17年6月の結成以来18年間続いてきた本少年団の活動を振り返り、受賞へのお祝いとともに継続して活動してきた団へのねぎらいの言葉をいただきました。これまで大きな事故が無かったことが本少年団の誉れです。式の冒頭で団長の計画委員長児童が述べた「少年団はなくなりますが、これからも交通安全に気を付けましょう。」という挨拶は、この先も児童36名全員の胸に交通安全の誓いとして刻み続けられるでしょう。
1・2年 生活科の発表
2月24日(金)、1・2年生の生活科の授業で、1年間の振り返りや、大きくなった自分についてまとめた学習の発表を行いました。1年生は「1年間でできるようになったこと」、2年生は「自分の成長の記録」をそれぞれ作文や記録集にまとめ、全員の前で発表しました。発表時には、大きな声でゆっくり話すことに加えスライド資料などICT機器も使い、聞き手への分かりやすさを意識して発表することができました。間もなく今年度が終了し新しい学年への準備が始まります。身に付けた力を次の学年へつなげていくためにも、自分たちを振り返るよい機会となりました。
校長室で6年生と会食
2月21日(火)と24日(金)の2日間に分けて、校長室で校長と6年生児童の会食を行いました。 21日は女子、24日は男子に分けて行いました。 楽しかったことや面白かったこと、逆につらかったことなど、いろいろな思い出が話されるとともに、中学校で楽しみな授業や入りたい部活など新しい生活への期待が話題に上がりました。 楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。 短い時間でしたが、卒業前に児童一人一人の思いを聞くことができた貴重な時間でした。 卒業式まで登校日はあと10日。 いよいよファイナルカウントダウンが始まります。
6年生を送る会
2月21日(火)、児童会が主催し6年生を送る会を行いました。各学年からは、6年生への感謝の言葉と併せて歌や合奏・クイズなどの発表、ペンダントや寄せ書きなどのプレゼントが贈られました。その後に行った「全校すごろく」は、6年生をリーダーに5チームに分かれ、出目によって与えられるミッションを一緒にクリアしながら、楽しくゴールを目指しました。最後は6年生の感想とお礼の言葉、そして手づくりの贈り物を受け取って会を締めくくりました。在校生からの感謝と6年生からの感謝を互いに伝えることができた、心温まる行事となりました。すてきな時間を過ごしつつも、また一つ、閉校が近づいてきた寂しさを感ぜずにはいられません。
6年生「在校生★ありがとう★プロジェクト」
2月9日(木)より16日(木)まで、6年生が「在校生★ありがとう★プロジェクト」を行いました。中休み時間を利用して、全学年の児童と一緒に遊ぶという企画でした。それぞれの学年のリクエストに応え、1・2・4年生とは「ドッジビー」を、3年生とは「ケイドロ&紙飛行機飛ばし」を、5年生とは「しっぽとりおに」をして遊びました。どの学年も6年生とたっぷり時間をとって遊ぶことができ、満足した様子でした。明日はいよいよ「6年生を送る会」です。今度は、下級生思いの6年生へしっかり「ありがとう」を伝えることができるといいですね。
神楽舞納式
2月16日(木)の5校時、神楽の「舞納式」を行いました。本校では昭和43年から54年間にわたり増沢神楽保存会の皆様より鶏舞の指導を受けてきました。閉校に伴い、学校で鶏舞を踊るのも今回が最後となります。舞納式では、保存会の皆様による太鼓とかねの演奏を背に、4~6年生が気持ちを込めて鶏舞を踊りました。これが最後と躍動する児童の姿は、参観にいらした保護者の方々の目にも、熱く焼き付いたのではないかと思います。式の終わりに全員で保存会の皆さんにお礼を述べた後、菅原会長様より「今日もとても立派に踊っていただいた。児童・家庭・学校に協力してもらい続けてこられた。ありがとうございました。」とお話しいただきました。学校での取り組みはここで区切りをつけますが、増沢神楽はこれからも続きます。またいつか神楽と、そして郷土の芸能と触れる日が来ることを祈っています。
ファイナル・児童会総会
2月14日(火)の5校時、3~6年生が参加し、児童会総会を行いました。この総会は今年度児童会活動のまとめ、そして歴代の児童会活動の締めくくりとなるものでした。児童会の歌「大好きな学校」を斉唱した後、計画委員会と各委員会の活動報告、そして各学級の活動報告を行い、互いに労をねぎらいながら総会を終えました。総会の冒頭、計画委員長は、最後の総会を次の学校へつなげられるようにしたいとあいさつしました。来年度への引継ぎはありませんでしたが、参加した子供たちの真剣な様子からは、民主主義の裾野となる自治の思いを、全員が間違いなく藤小や藤中に運んでいくであろうと確信しました。